保育園の事業継承をして分かったこと

事業譲渡を決断した背景とタイミング

事業譲渡を決断した主な理由は、次の三点です。

  1. 待機児童問題の収束: 浜松市で待機児童がゼロとなり、社会的役割が一旦完了したと感じた。
  2. コロナ禍での心境の変化: コロナ禍で自身の役割やライフワークを深く考える時間を持った。
  3. 外部サポートへの回帰: 現場経営を離れ、疲弊する業界に対し、「外部からサポートする役割に戻るべきだ」という使命感を抱いた。

M&A専門会社を使わない選択

事業譲渡を進めるにあたり、大手M&A専門業者からも問い合わせがあり、提示された金額(評価額)は高かったものの、私はその専門会社を使わないという決断をしました。

私が最優先したことは以下の通りです。

  • 従業員と保護者にとっての「継続性」: 翌日からも何も変わらない日常を継続させること。
  • スピード: できるだけ早く、スムーズに事業を交代すること。
  • 中抜きリスクの回避: M&A仲介業者が高額な仲介手数料(中抜き)を取ることへの懸念。

最終的に、私は譲渡価格はゼロで、専門性があり、かつ経営方針が近く、譲渡後の変化が少ない大きな法人へ事業を譲渡しました。自社の譲渡後、経営仲間から様々なM&A、譲渡の方法もあることを聞き今は更に知見を広げています。

事業譲渡の失敗を防ぐためには、私のように「自分にとって何が一番大切か」という優先順位を明確に整理することが重要です。また、金融機関など、地域の情報を把握している適切な場所に相談することも大切です。

保育園経営についてのご相談なら、お気軽にご利用ください